1989年11月10日、旧東ドイツ・ベルリンの壁が崩壊する。
私がヨーロッパ東欧の旅に参加したのは1989年7月~8月にかけて。この時は、そう、まだベルリンの壁があり、東西ベルリン側からそれを目の当たりに見ることができた。訪問当時、壁が崩壊するとは知る由もなかった。しかし、各種ジャーナリズムに関する書物を読んでいたら、壁崩壊の伏線は感じられていたかもしれない。
●ベルリンの壁
まさに壁をはさみ、東西ベルリンの「色の違い」を体感したのを覚えている。東ベルリン側の印象は灰色。ショーウィンドウにディスプレイされているマネキンは古さをおび、髪の毛は毛糸、というのを覚えている。一方、西側は色にあふれ、カラフルさ、エネルギッシュさを感じた。
このブログを書いている2014年現在、再びベルリンを訪れたい、と思う次第。
●ベルリン・ナショナルギャラリー
http://en.wikipedia.org/wiki/National_Gallery_(Berlin)
上:パウル・クレー (Above: Paul Klee 1879-1940)
下:ピカソ (below: Pablo Picasso 1881-1973)
Both are my favorite artists.
パブロ・ピカソは老いてもなお、女を求める精力家。その生きるエネルギーはもちろん、数多くの作品を生み出す力ともなっている。ヨーロッパを旅し、いやというほど ピカソの作品を見れば、「理解」ではなく、「感じる」ことをもって作品を受け入れられるようになる。なぜだかわからない、だけども、見れば見るほど「笑けてくる」作品群。生き方も自由だったろうが、ピカソの頭の中は宇宙空間レベルの広がりをもつ超自由なイマジネーションの世界があったものと感じられる。
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